レコーディングをする

これまで録音するための機材を持ってはいたんだけど、パソコンがデスクトップタイプだったから自宅で大声で歌うのは難しくてほとんど録音というものをしてこなかった。

これではイカン、ということでノートパソコンを買ったのが去年の春のこと。

これで外で録音できる!とマイクと小型のオーディオインターフェイスも揃えて準備は万端だったんだけど、それから何もしないうちに早一年が過ぎようとしていた。

たっぷりと時間があるGW中に必ずやってみよう、と思ってて気がつけば残り2日。 夏休みの宿題を8月31日にやるタイプの人間です(それも最終的には9月に持ち越したり結局やらなかったりだった)。

以下はレコーディング作業の雑感です。

 

まず第一に、

やってみたら楽しかった!

最初にやったのがアコースティックギターを録る作業だったんだけど、思ってたよりも遥かに良い響きで録音されててビックリした。自分の演奏した音がこんなに良い音で録れていく。どんどん形になっていく。なんて気持ちのいいことなんだろう。

コンデンサマイクDAWソフトの影響が大きい(僕が使ったのはLogic Pro 9)。

イコライザーやらコンプレッサーやらエフェクトやらがさっぱりなんだけど、あらかじめアコギ用のプリセットが何種類か用意されてたからそれを使わせてもらった。シビアに自分の求める音を追いかけるならここからさらにいじっていくんだろうけど、初心者には充分すぎる良い音で録れた。

ボーカル録音も同じく、ちゃんといい感じの声になっていた。

 

第二の感想。

やはり結構めんどくさい。

というより「レコーディングというものは完璧さを求めたらかなり果てしのない作業になるんじゃないのか」という一抹の恐れを抱いた。

いざ録ったものを聴いてみたら(いい加減な僕でさえ)直したいところがいくつもあって何テイクか録り直した。

さらにそれを切り貼りしたり音量を揃えたりエフェクトをかけたり。

あと、録ったものを何回も聴いているうちにだんだんと聴覚がゲシュタルト崩壊してきて、どれが良いのか悪いのか、何が正解なのかわからなくなってきてちょっと怖かった。最後には「そもそもこの歌い方じゃないんじゃないだろうか」とも思ったけど考えないようにした。

終わりなき旅になる前にいい加減な気持ちで終わらせた。

 

そんなかんじで出来上がったのがこれです。

 

 

■使用機材

マイク:オーディオテクニカ AT2035

オーディオインターフェイスAPOGEE ONE(旧タイプ)

 

これからやってみたいこと、覚えたいこと

 

エレキギターの録音

□部分的にエフェクトをかけるやり方

□ドラムの打ち込み

□ボーカルのマイキング(口の位置を決めとかないと録るたびにバラバラになる。ポップガードを買ってこよう)

 

今回は試しにやってみてとりあえず形になった。

どんどん録音していこうと思います。