8/23(木)高円寺無力無善寺
噂には色々と聞いていた高円寺のとても怪しげなライブハウス、無力無善寺。
先月、仁さんに誘われて恐る恐る偵察に行ったら、無善寺の空間、世界観が一発で好きになっちゃって今回出演させてもらうことになった。
8/23(木)高円寺無力無善寺
w/無善菩薩
仁=ジン
ババカヲルコ
雨水うさぎちゃん
徳明希望
■セットリスト
1.ロックと休日
2.ゆうまぐれ
3.オシャレな人
4.イケメンになりたい
5.わるいことをしよう
6.いい天気だな
7.シャンプー
8.東京露天風呂
セットリストはラッパーで俳優の小池惟紀に決めてもらった(割と他人の価値観に身を委ねるタイプです)。
最初は「中々いいな」と思ったけどちょっと練習してみたらテンポの速い16分をかき鳴らす曲が続いてかなり無茶目なセトリだった。
途中で力尽きるかと思ったけどそこは無善寺の場が持つパワーでしょうか、
演奏中に「あ、俺はこれくらいはできるわ」と何かを悟ってほぼ自動演奏に近い形でドライブしていきました。雑念が消えてとても良かった。
反省点は6曲目終わったところで集中力が切れたことで、そこから雑念が戻って来た。
最後まで自分のライブをコントロールしなければならない。
無善法師が動画を録ってくれました。
無善寺というのは“それぞれがそれぞれの世界観をめいいっぱい広げられる場所”なのだと理解しています。
いつもは心のどこかでかかっているリミッターや気後れといった類のものが何もなく、存分に自分のワールドを展開できました。期待はしてたんだけど"何をやっても自由"という雰囲気がとっても自分に合っていました。
技術は当然大切なんだけど、それよりも、そもそも「自分は何がしたいのか?」「何を表現したいのか?」ということに否応なく向き合わされる、そんな場所です。実力派のミュージシャンも多く出演している理由がわかったような気がします。
僕は最近は自分のやりたいことが明確になってきてたのでそこは良かったんだけど、もっともっと大風呂敷を広げたいなと思いました。
この場所では誰よりも深く自分のワールドに引き込んだ奴の勝ち(もし勝ち負けがあるのなら)。
そういう意味では雨水うさぎちゃんは圧勝でしたね。
アレはもしかしたら表現とは言えないのかもしれないけれど、観ている全員が強く引き込まれたことは事実。比べたり競いあったりするものではないけど、表現するということの核の部分に触れたような気がしました。
色々と考えさせられたりゲラゲラ笑いまくったりと、とにかく面白くて楽しかった。
無善寺また出たいな。次回ライブは未定です。