10/7(日)第2回 イットク フェス'18 @国会議事堂
国会議事堂周辺の道路の使用許可を取って全10ステージ、全101組のミュージシャンたちによるロックフェス
地下鉄の駅を降りたら(上がったら)銀杏の強烈な匂いがした。
なかなか来ないようなところなので迷いながらステージを探して歩いているとだんだん音が聴こえてくる。おお、やってるやってる、ガンガンでっかい音を鳴らしてる。路上や垣根の上にドラムやPA機材をセッティングして立派なステージが出来上がってる。思ってた以上にはっちゃけたイベントだ。
翌日の東京新聞に載ってました。
「自分の歌を自由に歌うことこそが、民主主義を守る」という開催の趣旨に大いに賛同し、呼び掛け人の浦辺力さんにお願いして出演させていただいた。疾風ステージ。ステージ名がカッコいい。
第2回『言っとくけど、俺の自由はヤツラにゃやらねえ!ロック・フェスティバル』
■セットリスト
1.シャボン玉のあの子
2.オシャレな人
3.ゆうまぐれ
4.わるいことをしよう
5.サーカス(朗読:中原中也)
6.やまのさち
7.いい天気だな
8.東京露天風呂
動画配信もしていただいてました。
『オシャレな人』は立ってやるとどうしても後半のハイコードが上手く弾けなくって、今回はピックがホールの中に入っちゃいました。普段から立って練習しないとダメだな。
詩の朗読は動画で確認したら全然ダメでしたね。テンポが走っちゃって間の取り方がメチャクチャでした。もし今度やることがあったら朗読譜みたいなものを作ろう。
反省点はいくらでも出てきますが、ライブが終わったら買ったばかりのシャツがびしょ濡れになってたくらい熱くなっていました。
MCでも言ったけど開催日が近づくにつれて「イットク」ということについて考えるようになった。
どこで言えばいいんだろう、誰に言えばいいんだろう、「イットク場所」というものはどのくらいあるんだろう。
もちろん言いっぱなしにするだけじゃなくて議論にしていかなくちゃ建設的じゃないし、人それぞれに違った思想や主張があると思うけど、話し合ったり論を交わし合ったりする機会がもうちょっとあっていいんじゃないか。それが自分の周りにないのであれば自分から作っていくのが良いんじゃないか。
権力も怖いけど、なくなんとなく世間の空気で「言えなくなってしまう」のは、もっと質の違ったうすら寒い怖さがあって嫌だ。
今回のイットクフェスはたいへん意義のあるイベントだと思うので来年以降も続いて欲しいと願います。
僕は民主主義をあまり信用していないけれど、それでも全体主義の世の中になるよりは遥かにマシです。
モスキート音反対!
疾風ステージ責任者の松浦健太さんが写真を撮ってくれました。
僕は変な顔をしていますが、太陽に照らされてギターの色が赤くなっててカッコいいと思いました。サンバースト!